五稜郭杯争奪戦2020

注目選手

急成長西のエースがパワー全開(清水裕友)
2月全日本選抜を制し、3月ウィナーズカップでも決勝へ。
ウィナーズカップは清水にとって成長を感じたシリーズだったという。
「ダービーを目指してやってたなかで疲れがあった。
指定練習やレースをしてても重かったけど、そのなかで決勝に乗れたのは自分でも成長したと思う」函館記念は3年連続の参戦。
昨年は❾4⑤9着とまさかの成績に終わっているだけに、「しっかりリベンジしたい」と意気込んだ。
「一昨年は節間3勝したけど、去年はボロボロだったので。毎年呼んでもらえるのはうれしいことだし、今年はしっかり結果を残せるように」2年分の思いを胸に。
今シリーズは4日間、その強さを誇示する。

北の司令塔栄光の1番車で登場(佐藤慎太郎)
グランプリ優勝でことし序盤はレース以外にも多忙なスケジュールだったが、それも「だいぶ落ち着いてきました」と話す。
しかし、なかなか調子が上がってこないのが現状だ。「気持ちがたるんでるのかレースで伸びない気がする。
ちょっと練習に新しいスパイスを入れようと思います。
期間もあるし、まずはダービーに向けてしっかり仕上げていこうと思う」今年は1番車のアドバンテージがある。これは佐藤だけではなく、北日本勢にとっても有利だ。
「1番車を生かすためにも脚を仕上げないと、利点も半減しちゃうから。函館は走りやすいし、好きですね。記念はそんなに走ってないけど、地元地区だし気持ちも乗ってくると思う」

いぶし銀の決め脚でV奪取(村上博幸)
2年連続のS班として迎えたことしは、2月全日本選抜までGレースで3連続優出。
奈良記念からは3場所連続で優出を逃してしまったが、「グランプリのあと崩れだしたが、今やっと心技体が戻ってきてる」と話すように成績には現れていないが状態は上がってきている。
新車を投入した3月松山記念では「今年に入って一番いい」と状態を自己分析。「体が動くようになるほど、修正点が出てくる」。
あとはレースでの反応や細かい部分での感覚をマッチさせていくだけだ。
函館を走るのは4年ぶり、記念参戦となれば実に14年ぶりとなるが、過去の勝率は5割を超えるなど相性は抜群。古性優作、山田久徳らと組んで、いぶし銀のキメ脚を発揮する。

ナショナルトレの成果見せます(新山響平)
新山は今大会のディフェンディングチャンピオン。
その後も9月青森、今年3月の玉野と2度の記念優勝を飾るなど結果を残してきた。「後ろの助けもあって、うまく先行のペースが握れてますね。玉野の前はたまたまナショナルのトレーニングが筋持久系の期間だった。
それもあって長い距離を踏む感覚が良かった」連覇については「意識せずにいきたい」と自然体。結果を意識することが硬さを生み、仕掛けを遅らせてしまうからだ。
「勝ちにいこうとすると、思い切った仕掛けができない。そこが僕の弱み。だから連覇を考えると、レースが小さくなる。函館は相性がいいので、後ろの人に仕事をしてもらえるようにしっかり仕掛けたい」

白星ハンター清水と強力タッグ(原田研太朗)
47勝は昨年の最多勝。3月を終えた時点で15勝と今年も勝ち星を量産している。
「去年の末からいい感じでいけてますね。玉野記念ではぶっつけで使った新車が合わなかったけど、3日目から戻して良くなった」今回はダービー直後のシリーズ。
「ダービーは重点を置いてる大会だし、そこに向けてやれば、函館にもいいイメージで入れると思う」。主力の大半はダービーの勢いそのままに函館記念を迎える。「ナイターの函館は好きだし、楽しみなシリーズですね。久々に函館を走るんで、一走一走全力で走りたい。中四国の層が厚いのでチャンスも広がると思う」清水裕の番手回りもありそうなシリーズで、3年ぶりの記念優勝を狙う。

イベント情報

【5月16日】
・タヒチアンダンスステージ
・全日本空手剛心会演武
・選手会ふれあいイベント
・2020ジンギスカンプロレス

【5月17日】
・ジミー大西お笑いライブ
・尼神インターお笑いライブ
・DAIGOのマジックステージ
・選手会ふれあいイベント

【5月18日】
・函館巴太鼓

【5月19日】
・函館巴太鼓