和歌山グランプリ2020

和歌山グランプリ

新たな時代を駆け抜ける

11月競輪祭小倉を優勝して勢いがある松浦悠士が、和歌山記念も優勝の有力候補になる。年末のグランプリも、戴冠を目指して「強い気持ちで臨みたい」というから頼もしい。「逃げて1着を取るイメージが出来ている」と、自力主体の組み立てが基本なので、死角は少ない。瀬戸内ラインで渡部哲男や堤洋との連係になりそうだ。渡部は11月競輪祭の予選を①①で勝ち上がるなど状態は問題ない。3月の地元松山記念連覇を目指して調子の上積みが期待できる。

GP戦士に復帰した佐藤慎太郎と、GⅠを狙える力を付けてきた機動戦士菅田壱道の北日本コンビも強力だ。菅田の力を認めている佐藤は、もちろん前を任せることになりそうだ。櫻井正孝や永澤剛まで乗って結束戦になるようだと、北日本ラインは強力になる。

寬仁親王牌を制したGP戦士として、地元地区で優勝が期待されるのは村上博幸。野原雅也、稲毛健太、南潤、中井太祐といった自力主戦の攻撃陣も充実している。ただ、近畿勢は追い込み選手にも記念競輪を狙えるレベルの選手が多い。椎木尾拓哉と東口善朋は南や稲毛と地元ラインで纏まりそうだ。また、三谷政史は中井と奈良で連係なら、村上は野原との連係で、近畿勢はライン分散も考えられる。

SS班復帰に向けて仕切り直す浅井康太も優勝の有力候補になる。今年はケガとの戦いで波に乗れなかったが、それでもGⅠ寬仁親王牌で決勝戦に進出するまで調子を引き戻してきた。GⅠでまくり勝ちしている岡本総に前を任せるかどうか。浅井が前回りになる可能性もある。

選手層が厚いのは南関勢だ。簗田一輝、新田康仁、渡邉晴智の静岡勢や、堀内俊介と勝瀬卓也の神奈川勢と中村浩士らが優勝候補になる。中では、記念の争覇級に成長した簗田と、GⅠ争覇級の実力者中村が優勝の有力候補になる。

関東勢も層は厚い。杉森輝大、武田豊樹、芦澤大輔の茨城勢や、森田優弥、稲村成浩、藤原憲征らが目に付く。特に、和歌山記念で優勝実績がある武田は、ケガの影響が払拭されると優勝候補になる。

先行で売り出し中の林慶次郎、力を付けてきた松川高大、ベテラン荒井崇博と大坪功一の九州勢も波乱を呼ぶ伏兵候補になる。

イベント情報

【全日】
・プレゼントブース開設
・和歌山県観光PRブース
・わかちゃんお子様お菓子プレゼント

【1月10日】
・ガールズ選手お出迎え
・場内スペシャル予想会
・駿河屋金の本「字饅頭プレゼント」

【1月11日】
・「タカシェンカ」ジャグリングショー
・有力選手トークショー
・場内スペシャル予想会
・場内食堂お食事券抽選

【1月12日】
・「タカシェンカ」ジャグリングショー
・チャリティーオークション
・夜桜冬美ものまねショー
・場内スペシャル予想会
・ふるまい一品

【1月13日】
・特別観覧席オレンジルーム抽選会
・丸山桂里奈、イジリー岡田トークショー
・場内スペシャル予想会
・地場産ふるまい鍋