競輪を題材とした映画「ガチ星」が全国順次公開中

競輪を題材とした映画「ガチ星」が全国順次公開中

映画「ガチ星」公開中!

人生を背負った男たちの生き様を、競輪の世界を舞台に描く本作。圧倒的なリアリティをもって描かれる競輪シーンも必見。

再起をかけ、もがく人間の姿を「ガチ」で描く

2016年に放送されたテレビドラマ「ガチ★星」の劇場版。

競輪発祥の地・福岡県小倉を舞台にした本作は、本物の競輪学校での過酷なトレーニングシーンや迫力あるレースシーンなど、「競輪の世界」が圧倒的なリアリティをもって描かれている。

再起を果たそうとする主人公の挑戦と葛藤やもがき、人生を背負った男たちの生き様を映し出すヒューマンドラマである。

競輪発祥の地とゆかりある俳優陣

人生崖っぷち、競輪で再起に挑む主人公・濱島浩司を演じる安部賢一さんは、父親が競輪選手だった影響からかつて自身も選手を目指した過去がある。

濱島のライバル役で競輪に全てをかける孤高の天才・久松孝明役は、福岡県出身の俳優・福山翔大さんが演じた。

その他、博多華丸さんなど多彩なキャストが出演。

そして、本作のメガホンを取るのは江口カン監督。

福岡を拠点にCMやドラマ、短編動画などを手がけながら、東京五輪招致映像のクリエイティブディレクションを務めた注目のクリエイターである。

俳優と現役選手による鬼気迫るレースシーン

俳優陣は競輪学校で約1ヶ月間自転車の特訓合宿を行い、実際に現役の競輪選手と競り合いながら走るシーンは、鬼気迫るものとなっている。

主人公のライバル役である福山翔大さんは、競輪学校の先生に「役者がダメになったらプロになればいい」と言われるほどの身体能力の高さだったそう。

最後はきっと主人公を応援したくなる

変わりたい。ただ頑張り方が分からない—————。

根性なしの主人公が不器用にもがく姿に、きっと最後は応援したくなるはずだ。

競輪の世界に生きる男たちの物語がもつ熱量に、競輪ファンはもちろん、競輪を知らない全ての人も心が奮うであろう本作。是非ご覧ください。

ストーリー

戦力外通告を受けた元プロ野球選手。パチンコや酒に溺れ、妻子と離れてゲス不倫———。

崖っぷちの主人公が、再起をかけて「競輪」に挑む。

過酷なトレーニングと20歳以上も歳の離れた若者たちの冷ややかな視線、自堕落な生活が染み付いた”自分自身”に抗えずにいた男が、競輪にすべてをかける同郷の同級生の存在を知り、見失った本当の自分を取り戻すために立ち上がる。