取手競輪場開設68周年記念
取手競輪開設68周年記念「水戸黄門賞」が11月10日〜14日の日程で開催される。地元の武田豊樹が主役を務める4日間。後輩の吉澤純平、鈴木竜士らと連係してVへ一直線だ。地元勢の前に立ちはだかるのは浅井康太。さらに山中秀将、山崎芳仁らトップレーサーと白熱のバトルを繰り広げる。最終日の6レースのケイリンエボリューションには中川誠一郎が登場。こちらも注目だ。
武田豊樹が6年ぶり4度目の地元記念制覇へ全身全霊を傾ける。今年は3月松山ウィナーズカップで久々のビッグ制覇を果たした。後半戦は度重なる落車に苦しんでいるが、競輪に対して真摯に取り組む姿勢は変わらない。現在、賞金ランキング7位でグランプリ出場争いの渦中にいるだけに、これからが正念場だ。しっかり戦える状態に戻して11月を迎える。地元記念で結果を残して、競輪祭に弾みをつける。武田にとって心強いのは吉澤純平、鈴木竜士の存在だ。吉澤は関東を代表する機動型に成長を遂げた。2月四日市の全日本選抜、6月岸和田の高松宮記念杯と今年2度のG1優出を決めている。後半戦に入って失速気味だが、気持ちが入る地元記念で流れを変える。師匠の武田の前で失敗はできない。鈴木は8月小田原ブロックセブン、9月四日市F1で連続優勝。その後もF1シリーズながら抜群の安定感を誇っている。好調時のダッシュ、スピードは完全に戻っている。地元記念は意外にも初出場。ファンの前に全力を出し切る。
浅井康太が地元勢の独走にストップをかける。今年はビッグレースで優出6回。輪界屈指のオールラウンダーとして、ハイレベルなパフォーマンスを披露している。賞金ランキングは5位でグランプリ出場は確実な情勢だが、最後まで集中力は切らさない。
南関勢は戦力が充実している。山中秀将、根田空史の機動型2枚に、自在型の松谷秀幸、和田健太郎、五十嵐力と追い込み陣もしっかりしている。山中はダッシュを利かしたタテ攻撃が冴えている。3月玉野から5連続で記念優出していたが、肝心の10月千葉記念in松戸で準決勝敗退を喫した。悔しさをここで晴らす。根田は相変わらず波が大きいが、はまった時の爆発力はケタ違いだ。和田は差し脚堅調。展開不問で上位争いに食い込める。松谷は落車の怪我から立ち直ってきている。五十嵐は9月小倉F1、10月防府F1でともに準優勝。調子は上昇カーブを描いている。南関勢が大挙して決勝に勝ち上がれば、ラインの力で他地区に対抗できる。
九州の新星、山崎賢人の走りからも目が離せない。G1初出場の8月平オールスターでいきなり決勝に乗ると、9月高知の共同通信社杯は初日から3連勝でビッグ連続優出を果たした。10月前橋の寛仁親王牌は優出こそ逃したが、シリーズ3勝。取手は初参戦だが、勢いそのままに記念初優勝まで駆け上がる。落車、失格と流れが悪い大塚健一郎は山崎とのタッグで結果がほしい。
山崎芳仁は近況、目立った活躍こそないが、底力はまだまだ健在だ。流れさえ向けば勝ち負けできる。
総力戦で挑む松浦悠士も混戦になれば出番が巡ってくる。稲垣裕之、椎木尾拓哉の近畿勢も忘れてはならない。
イベント情報
【全日】
・茨城県産のお菓子を毎日先着1,000名様にプレゼント!
・常陸牛などの県産品や取手競輪場オリジナルグッズなどが当たる抽選会を実施!
・地元茨城の選手のトークショーを実施
【11月11日】
・スピーチーズライブパフォーマンス
・キリンビール取手工場見学
・優秀戦「助さん格さん賞」選手紹介
・選手会茨城支部チャリティーオークション
【11月12日】
・戸邉英雄トークショー
【11月13日】
・渡辺裕之トークショー
・後閑百合亜トークショー
・選手会茨城支部チャリティーオークション
インターネット電話投票キャンペーン
2018年11月10日(土)~13日(火)に、サイクルテレホンセンターで取手記念競輪の車券を5,000円以上ご購入いただいた方のなかから,抽選で10名様に「茨城県産あんこう鍋セット」をプレゼントします!
対象者:取手競輪開設68周年記念「水戸黄門賞」GⅢ の車券を5,000円以上ご購入の方
受付終了:2018年11月13日(火) 23時59分まで
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