競輪選手について
競輪選手とは
競輪選手は2017年現在、約2200名おり、プロスポーツ選手の中で最も多い人数になっていることを知っていますか!?
毎年新人としてデビューする選手もいますし、ベテランの選手も存在し、各選手ごとの実力によってクラス分けされています。
選手は1つでも高い階級に上がるように日々努力し、一つでも多くの大会で勝利することを目指して賞金を稼いで生活をしています。
選手の階級について
大まかに2つの階級に分けれ、SクラスとAクラスの2つに分かれています。
さらに細かく言うとSクラスは
SS・S1・S2の3つに分かれ
Aクラスは
A1・A2・A3の3つに分かれており、
全体で見ると6つのクラスに分かれているのです。
競輪選手になるためには
競輪選手になるためには日本競輪学校(日本で1校のみ!)の入学試験に合格し、約1年間競輪選手に必要な技術と知識を身につけなければなりません。現在は近代的なトレーニング機器やスポーツ医学を取り入れて、徹底した選手育成が行われています。
1年間の研修終了後、検定試験に合格することによって初めて競輪選手として登録され、レースに出場することができるようになります。選手になってからもレース成績で級班が形成されるというまさに実力の世界。競輪選手は狭き門をくぐり抜けてきた超エリートといえるでしょう。
競輪選手はトップクラスの選手になると年間で1億円以上賞金を稼ぐことも出来ます。
しかしプロの世界は非常に厳しく、またプロの世界に足を踏み入れることすら困難を極めます。競輪選手は誰でもなれるものではなく、国家試験で競輪選手資格検定に合格しなければなれない職業です。
しかし競輪選手資格検定の勉強は、日本で一ヶ所しかない「日本競輪学校」でしか学ぶことは出来ません。
試験自体は誰でも受験可能ですが、これまで競輪学校に通わずして合格した例はなく、自動車免許を取得するために自動車学校に通うようなものだと思って下さい。
しかし、自動車学校はだれでも入学出来ますが、日本競輪学校には入学試験があり、自転車競技の経験者もしくはすこぶる身体能力が高い人しか合格することが出来ません。
また、競輪学校での訓練も想像を絶する厳しいものであり、強靭な肉体と精神力を兼ね揃えていなければならず、毎年志半ばで退学していく者も少なくありません。1年間の訓練に耐え、見事競輪選手資格検定を合格した者だけが、競輪選手になれるのです。
選手のタイプについて
選手のタイプには主に2タイプに分かれています。
「自力タイプ」
いかに速く走ることだけを考えた選手のこと。
「追い込みタイプ」
いかに前にいる選手をマークしゴールまでに抜くことを考えた選手のこと。
さらにここから2つのタイプに分かれることになります。
「スプリンタータイプ」
回転力が速くトップスピードが高い選手のこと
「地脚タイプ」
スプリンタータイプの選手に比べ、回転力は早くはないが持続し平均的な回転力を持っている選手のこと
この2つのタイプに関しては、季節によって力の違いがあると言われています。
スプリンタータイプは夏場に強いが冬場に弱い
地脚タイプはスプリンタータイプが冬場に弱いという弱点をついて力を発揮
全てをまとめると脚質と言われています。
脚質とは?
【逃】・・・主に、ラインの先頭を走る選手のこと。
先行選手と呼ばれ、自らレース展開を作っていき、同じラインの先導役となる。【追】・・・主に、先行選手の後ろについて走る選手のこと。
マーク選手、追い込み選手と呼ばれ、同じラインの先行選手を守り、更に勝機を狙う。【両】・・・逃・追のどちらもこなすことが出来る選手のこと。
自在選手と呼ばれる。
この3つに分かれていると言われていますね。
あなたの好きな脚質で好きな選手を決める人が多いと思いますので、各選手のレースを見て脚質を確認し、レースの見方を変えることもありでしょう!
まとめ
選手は考え、同じレースに出場する選手によって走り方を考えていのです。
相手によって自分の走りをさせてもらえないこともあるので、展開などを見るのも競輪を楽しむ1つの要素になりますね。
私は基本的に、最後のトップスピードが速い追い込み選手が大好きです!
危険な中、選手の間をすり抜けたり、外から一気に抜き去る走りはかっこよすぎ!
【逃】タイプの選手はいつも不利になると思います。
競輪選手にとっての敵は風
前に選手がいれば、風よけになり体力を温存できます。
みんなは体力消耗を防ぐために、うまい走りをする選手は頭が良く戦略通りに勝利を掴む。そんな選手が一流選手になっていますね!
問答無用に力を差を見せつけて、圧倒的な勝利する選手もいます。
そんな選手がまたいつ現れるのか!?いつも期待します!